今回も前回に続いて、外部手すりの紹介です。
マツ六さんの「フリーRレール」で、現場で曲げることができます。
階段や外部アプローチで勾配に合わせて曲げたい場合に便利です。
断面は中心に金属、その周囲と表面は半硬質樹脂で包まれています。
手触りは普通の樹脂被覆手すりと同じです。
曲げる時には、芯がつぶれないようにスプリングを入れて曲げます。
ベンダーという専用の曲げ道具もあります。この道具である程度曲げて後は手で微調整します。
普通に手とヒザだけで曲げることもできますが、少し力が必要です。切断は金(かな)ノコでできます。
こちらは直線用の手すりで、8本のリブ(突起)があるので頑丈です。
先ほどの曲げ手すりも直線部に使いますが、違いはブラケット(または支柱)の取付間隔で、曲げは700~800ミリ(条件による)、直線用は1200ミリまで可能です。(要は金物の個数を少し減らすことができるということ)
廊下や階段のように、ヨコやナナメの手すり端部は、エルボ部材で下側か壁側に曲げるようにします。これは屋内外とも共通で、衣服の袖口を引っ掛けてしまうと、転倒して大ケガをする可能性があるからです。
かぶせるだけのキャップや切りっぱなしは危険ですのでご注意を!!
もちろんエルボを使ったからといって絶対に引っ掛けない訳ではありませんが、危険な点は少しでも無くしておくことが重要です。
ではまた! りじちょう