今回は不要品で造った収納イスを紹介(?)します。
温かみのあるパイン家具が好きな方は結構いらっしゃると思います。
組立式ベッドや収納などにもよく使われていますが、生活の変化と共に
使わなくなることも多いですね。
お客様から不要品として頂いたものや自宅で使わなくなった材料でイスを
造りました。
板を接着剤ではぎ合わせ(幅方向にくっつける)、幅が広い板を造ります。
板の厚さを機械鉋(がんな)や手鉋(てがんな)で揃えて、次に組立。
自分の事務所用なので、フタ以外はビスで組み立てています。(手抜き!)
上の写真は組み終わって無塗装の状態。
中は収納になっています。底板は15ミリの合板。
座る部分兼フタも15ミリ合板。
底板にはキャスターを付けます。また、側面には取手を付けて動かしやすくします。
木部はクリアーオイルを塗って、ふき取り仕上げ。飴色のパイン材はいいですねー。
(フタの周囲の穴は、組立家具として使われていたときのボルト穴です)
座る部分には、スタイロフォーム(断熱材)とベニア板を布地でくるんで、裏側をホッチキスで留めて押し込んでいます。同じサイズの収納イスを4個造ることができました。
りじちょう